SpringBoot 2.4 がリリースされていた

github.com

気になった変更点について

JUnit4 がデフォルトで入らなくなった

vintage engine (JUnit5 で JUnit4 のテストを動かすやつ) が spring-boot-starter-test から取り除かれたため、デフォルトでは JUnit4 で書かれたテストが実行できなくなった。 特に理由がなければこれを気に JUnit4 を脱却したほうが良いな。 多くのケースでは annotation を書き換えればそのまま動きそうだし、@Nested とか @ParameterizedTest とか使えるし。

設定ファイルの処理方法が変わったらしい

※あんまり詳しく調べてない

単純なユースケースでは特に何もしなくて良いらしい。 すぐに移行できない場合には SpringBoot 2.3 互換モードみたいな設定があるでそれを使えば良さそう。

Startup Endpoint が追加された

k8s 1.18 からコンテナ起動時のみに使われる StartupProbe が導入されたのでそれに対応するために /actuator/startup が追加された。

StartupProbe が成功するまで、LivenessProbe と ReadinessProbe が開始されないため、うまく使うと pod が起動するまでの時間を最適化できるらしい。

Micrometer に Redis Cache の metrics が追加された

get、put、delete あたりは当然のこと、pending とか wait duration も取れるらしい。 試してみたい。

その他

依存ライブラリのアップデートがいろいろ入っているのでバージョンアップのときに注意したほうが良さそう。